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ja - [users 10] Sympa 6.1.22をリリース

件名: Sympa日本語ユーザ

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  • From: IKEDA Soji <(アドレスを隠しました)>
  • To: (アドレスを隠しました)
  • Subject: [users 10] Sympa 6.1.22をリリース
  • Date: Tue, 10 Jun 2014 18:50:07 +0900

== Sympa 6.1.22をリリース ==

原文 (英語) <http://www.sympa.org/#sympa_6122_released>

2014年 6月 6日 (日本時間: 6月 7日未明)

技術・教育・研究全国通信網 <http://renater.fr/> (RENATER、フランス)
は、オープンソースコミュニティに向けてSympaの最新版をリリースいたし
ます。

Sympa 6.1.22はSympaの最新安定版です。

* ソースパッケージをダウンロード
<http://www.sympa.org/distribution/sympa-6.1.22.tar.gz>
* リリースノート
<http://www.sympa.org/distribution/latest-stable/NEWS> (英語)

このリリースは主にバグ修正のためです。

このリリースは、最近のYahoo! Mail、AOL MailなどでのDMARCポリシー変更
に関する問題へのSteve Shipwayによる対策を含んでいます。詳細は
Sympa DMARCページをご覧ください。
<https://www.sympa.org/manual/dmarc>

=== 仕様追加 ===

[S. Shipway (オークランド大学) より提供] yahoo.comなどでの積極的な
DMARCポリシー変更への対策。DMARC FAQの選択肢3を追加
<http://dmarc.org/faq.html#s_3> しました。
* 新しいリスト設定パラグラフ「dmarc_protection」。「From:」ヘッダを
削って独自の内容に置き換えることができます。

=== 変更 ===

個別化メッセージ用パラメータの追加。メッセージの各パートについて
「part.description」、「part.disposition」、「part.encoding」、
「part.type」が使えるようになりました。これらはすべて小文字になりま
す (「part.description」を除く)。

=== バグ修正 ===

[V. Bonamy (ルーアン大学) 提供] SOAPサーバにUTF-8のデータを送る際
に、2回エンコードされていた。すべてのテキストデータをUTF-8からユニ
コードにデコードすることで修正しまた。

DKIM署名が壊れるため、シナリオでDKIM署名による認証が実行できない。下
記と同様、MIME::Entity::as_string関数を使ってメッセージを保存してい
たためです。この関数を使わずに生のデータを保存するようにしました。

DKIM機能を使っているときにDKIMやS/MIMEの署名が壊される。
MIME::Entity::as_string関数がメッセージボディの〔quoted-printableに
よる〕折り畳みを行うため、またおそらく、正常なDKIM署名では各行の行末
が〔LFではなく〕CR LFでなければならないためです。Mail::DKIMが出力す
るメッセージボディとDKIM署名を入れたヘッダとを結合して保存することで
解決しました。

DKIMのパラメータが正常に読み込まれていなかった。また、〔仮想ホストで
は〕dkim_signer_domainパラメータの初期値がリストサービスのドメインに
ならなかった。

リスト設定のバイナリファイルによるキャッシュを使っているときに主設定
(sympa.confやwwsympa.conf) を変更してもバイナリキャッシャを使い続け
る。問題は、バイナリキャッシュには主設定にある初期値が入っていること
です。主設定で変更してもバイナリキャッシュは更新されません。
sympa.confとwwsympa.confの最終変更時刻とバイナリキャッシュの最終更新
時刻を比較するようにしました。

次の場合に、WWSympaが「unknown subroutine」エラーでクラッシュする。
* 未ログインユーザが <$wwsympa_url/signoff/LIST/EMAIL> にアクセスす
る。つまり、電子メールアドレスを指定しているがログインしていない。
* このユーザがuser_tableに存在しない。
これは、wwsympa.fcgiでwwslib::init_passwd()が正規名で呼び出されてい
なかったためです。正規名に修正するとともに、不明な変数に関するロジッ
クの誤りを修正しました。

cache_list_dbが「on」でlist_tableが空のとき、user_tableのユーザがリ
ストシステム管理者以外すべて消される。情報の損失を防ぐため、
purge_user_tableタスクではlist_tableのキャッシュを使わないようにしま
した。

[D Launay (RENATER) より報告] 署名つきのメッセージのボディが変更され
る。次の関数ではそのようなパートを変更しないようにすることで修正しま
した。
* Bulk::merge_msg()
* List::_append_parts()

[M. Howe (オックスフォード大学) より提供のパッチを修正] 同じクッキー
ドメインを共有する複数の仮想ホストで、〔仮想ホスト間を移動したとき
に〕セッションが終了する。バグ #6180の修正の際に混入したバグを修正し
ました。セッションが最初にアクセスした仮想ホストに限定されていまし
た。提供されたパッチに若干変更を加えました。
---

Sympa <http://www.sympa.org>

提供 RENATER <http://renater.fr/>


  • [users 10] Sympa 6.1.22をリリース, IKEDA Soji, 2014年06月10日

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